2025/09/05渡辺 明寛

築50年の平屋が教えてくれたこと

こんにちは、広報の渡辺です。

実家や今のお住い「古い家だからこのままに…」と諦めていませんか?
今回は、築50年の木造平屋を、家族の想いを込めてフルリノベーションした事例をご紹介します。

この家は、亡くなられたお父様が建てた大切な場所。お母様と娘さんご家族が安心して長く暮らせるよう、
安全面と暮らしやすさの両方を追求しました。

施工の最大のポイントは「木のぬくもり」と「耐震補強」。床や腰壁には温かみのある無垢材を使い、
広々としたLDKへと間取りを変更しました。
見た目の美しさだけでなく、安心して住み続けられるよう、しっかりと耐震補強も行っています。

また、生活動線を考慮し、キッチン横に部屋干しができるインナーテラスを設置するなど、
日々の暮らしが豊かになる工夫を凝らしました。

お父様が建てた当初の青い屋根瓦はそのままに、新旧のよさが調和した空間が完成。
費用を抑えるために現場造作を多用するなど、賢い工夫も見られます。

青い屋根の二世帯リノベーション

このリノベーションは、単に古い家を新しくすること以上の価値を生み出しました。
それは、家族の歴史と未来をつなぐ、温かい物語です。

もし、あなたのご自宅にも「想いはあるけど、どうしたらいいか分からない」という場所がありましたら、
専門家にご相談してみてはいかがでしょうか。
きっと、家族の歴史を大切にしながら、新しい暮らし方が見つかるはずです。

二世帯リノベーション

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