2026/06/12注文住宅デザイナー 新築 牧
こんにちは。
注文住宅デザイナー・リノベーションコーディネーター・法人事業部担当の牧です。
先日、サッカー日本代表対アイスランド代表の試合を観戦するため国立競技場を訪れました。
スタジアムには試合前から多くの人が集まり、選手紹介の歓声やゴールへの期待感が会場全体を包み込んでいました。
日本代表の躍動感あふれるプレーや、アイスランド代表の力強いプレーを目の前で体感し、「人が集まる場」の持つ力を改めて感じることができました。
また、日本を代表する建築家である 隈研吾 氏が設計した国立競技場の空間づくりにも大きな刺激を受けました。
木の温もりを感じる心地よい空間は、多くの人が自然と集まり、快適に過ごせるよう丁寧に設計されています。
住宅づくりにおいても同じように、人が自然と集まり、心地よく過ごせる場所をつくることが大切です。
住まいの中心となるキッチンは、単に料理をする場所ではなく、家族が集い、会話が生まれ、日常を豊かに育む空間です。
今回ご紹介するのは、そんな想いを形にした注文住宅へ納品させていただいたオーダーキッチンの施工事例です。
テーマは、
「やさしくつながる、上質な日常」
素材や空間との調和を大切にしながら、それぞれの住まいに合わせたオーダーキッチンをデザイン・製作しました。
◆A邸|ブラックチェリーが彩る、温もりある空間
A邸では、家具材としても人気の高いブラックチェリー材を採用しました。
赤みを帯びた美しい木目は、時間の経過とともに深みのある飴色へと変化し、住まいとともに味わいを増していきます。
温かみのあるブラックチェリーとステンレスのシャープな質感を組み合わせることで、上質でありながら親しみやすいキッチン空間を実現しました。料理をしながら家族との会話が自然に生まれ、暮らしの中心として穏やかな時間が流れる空間となっています。

◆B邸|ナラ材が生み出す、やさしいジャパンディスタイル
B邸では、明るくやわらかな表情が魅力のナラ突板を採用しました。
ナラ材ならではの自然な木目と落ち着いた色合いが空間にやさしく馴染み、住まい全体に心地よい統一感をもたらしています。
ステンレスとの組み合わせによって、木の温かみと機能美が共存するシンプルなデザインに仕上げました。
北欧デザインの温もりと日本の美意識を融合した「ジャパンディスタイル」の空間は、日々の暮らしを豊かに支える存在となっています。

◆暮らしに寄り添うオーダーキッチン
A邸、B邸に共通しているのは、自然素材の魅力を活かしながら、住まい手の暮らしに寄り添うデザインを目指したことです。
華美な装飾ではなく、本物の素材が持つ質感や経年変化を楽しみながら、長く愛着を持って使い続けられるキッチン。
料理をする時間が少し楽しくなり、家族との何気ない会話が自然と生まれる。
そんな日常の積み重ねこそが、豊かな暮らしにつながっていくのだと思います。
国立競技場で感じた「人が自然と集まる場の力」と同じように、住まいの中にも家族が集まりたくなる場所があります。
私たちはこれからも、一邸一邸の暮らしに寄り添いながら、家族の時間を育むオーダーキッチンづくりを続けていきたいと思います。
やさしくつながる、上質な日常。
その中心にあるキッチンを、これからも丁寧にデザインしていきます。