2025/08/25長谷川 義一

南海トラフ地震に備えて ― 耐震診断の取り組み

一級建築士の長谷川です。
平成20年より、東郷町都市計画からの依頼を受け、耐震診断調査報告を行ってきました。
令和に入り、一昨年頃からは耐震診断のご依頼が増えてきています。これは、報道でたびたび取り上げられる「東海・東南海・南海トラフ地震」の被害予測を受けて、「自宅がどの程度の耐力を持っているのかを知りたい」という方が増えているためだと考えられます。

実際に、前年度の調査件数は年間で8件でしたが、今年は7月の時点ですでに9件の診断依頼が東郷町から振り分けられました。

耐震診断では、家の耐力を確認するために床下や小屋裏の状況を調査し、壁や開口部の配置を測定します。その上で、耐震診断プログラムを用いて総合的に診断を行います。

床下
屋根裏

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