リノベーション。リフォーム。注文住宅・新築。お客様の暮らしに寄り添う住宅会社。
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Renovation62 T様邸
海外赴任でイギリスにお住まいになっていたT様。数年間空き家になっていたご自宅は帰国後ところどころ傷みが気になっていました。外壁塗装をするタイミングも重なり、どうせなら今後住みやすく長持ちする家にしたいとリノベーションを視野に入れ弊社にご相談に来られました。
輸入系住宅の使われているサッシは木製だったのでどうしても気密性や断熱性が十分ではなかった為、窓の取替をご希望されました。「水廻りなど清掃性に長けて、暮らしやすくなればそれが一番！」と思っていたT様の当初のお気持ちでしたが、打ち合わせを重ねる中で、同時にお好きな空間で快適に暮らしていただけたらとデザインも重視したご提案をさせていただきました。
そしてお施主様もどうせリノベーションをするのであれば、既製品物から選ぶだけではなく私らしさを表現したいとお気持ちが変わっていかれました。
良い意味で「こんなつもりじゃなかったんです」とお引き渡しの際に言っていただいた、本当に望む暮らしの形を叶えた施工事例です。
L型のキッチンはデッドスペースが生じるのでI型キッチン（既製品）に変え、キッチンと横並びにオーダーの家電造作収納とアイランド収納カウンターをご提案。キッチン用品や食器などを十分収納でき、作業スペースを広げつつ回遊できるので動きを妨げません。使い勝手の良い贅沢なキッチン空間です。
ヨーロッパ風のデザインがお好みの奥様なので、オーダー品は扉にモールを取り付けた塗装仕上げと、シェル型の真鍮の取っ手で合わせました。
セードの付け根がよく見ると繊細なハート型になっているペンダントライトは奥様が一目ぼれをして選ばれました。
吹き抜けになっているLDKの寒さを改善したいとのことで、キッチンにパーテーションを取り付けることと、吹き抜けのリビングダイニングに天井をつくりたいとご要望されました。雨だれのような品のある、すりガラスを入れたオーダー建具は両開きで壁に納まります。
天井をつくったＬＤはキッチンより高くすることで広がりを保ち、エアコンの効率を上げたいお施主様の願いを叶えた空間になりました。
ご要望であった窓の取替は必須と考え、高性能窓を使用し断熱性能の底上げを図りました。
可愛らしいテイストがお好きな奥様は洗面やトイレの水廻りにはアクセントとなる輸入クロスの柄も拘って選ばれました。
輸入クロス（ウイリアムモリス）を選ばれ、蛇口や手摺など全て真鍮を使い、雰囲気のあるトイレルーム。
既設の収納にもモールを施した塗装で仕上げ、空間にマッチさせています。
キッチントイレ洗面室の床は、同柄の同柄の大理石調フロアタイルにそろえ水廻り空間に統一感と広がりも感じます。
以前はピンク色の外壁でそれを気に入っていた奥様はまた同じでもいいかなと思われていたそうですが、海外の外壁事例を参考にされながら、今回の色を選ばれました。
白い窓枠が際立ち、家のもつかわいらしい雰囲気が引き立つ個性的な外観になりました。屋根と外壁を同じ色にしたのは、ご主人のアイディアです。
JYUKOBOでは初めにお施主様に、どんな家が理想かという「夢マップ」を書いていただきます。お好きなイメージを言葉にして残し、ご自分のお好きなデザインの画像をSNSから集めます。
そして何度も打ち合わせをさせていただく中で、これはいらないな…やっぱりこれは必要だなと、ご自身が家に求めているものが見えてきます。
一生の中で一番大きな買い物である家を、永く住まう、飽きのこない家に。いつもその気持ちでデザイナーと設計士、施工部が一丸となってお施主様に寄り添った仕事をさせていただきます。
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