Renovation52 A様
ご主人のお仕事引退後、奥様と奥様のお母様の3人で暮らすためにリノベーション。
築50年経つご自宅は、思い出が詰まった木造平屋の住まい。耐震補強もしっかり行い素敵にリノベーションできれば…とお問い合わせいただきました。
家づくりでいちばん重要なのは、暮らしの何を”変えない”とジャッジするか。確かなCRAFTSMAN SHIPで、あえて変えないところを最大限に生かし、変えるところはダイナミックに変え、生かすところを後世に引き継いでいく住まい。
だから、変えるが生きてくる。”変えない”リノベーション。
インナーテラスから降り注ぐ、柔らかな陽の光。心地よい風がリビングダイニングへ通り抜け、ご家族との憩いの時間をゆったりと過ごしていただけるよう工夫した間取りプランをご提案。
広々と余裕をもたせたキッチンと背面収納は、デザイン・機能・使い勝手を考えてオーダーで製作。キッチンを対面にレイアウトすることで、お料理中も会話を楽しんでいただけます。
室内は和風リゾートのような寛ぎ空間でありながら、外観は40~50年ほど前に流行った和風の青い瓦屋根を残しています。
18帖の広々LDK。第二のリビングのようなインナーテラスを合わせると23帖と更に広く、ゲストとのパーティーにも余裕の空間。
冬も暖かで、第二のリビングのように寛げる場所。梅雨時は、洗濯物を干したり趣味を楽しんだりと使い方いろいろ。
大きな開口窓におすすめのスタイリッシュなバーチカルブラインド。縦のスラットがすっきりと洗練された印象で、天井も高く感じさせる視覚効果もあります。スラットの角度を調整することにより、採光できるので、閉めたままでも光を取り入れられ明るい室内になります。
インナーテラスの大きな窓と和室の窓を開けると南北に風が吹き抜けます。
対面キッチンでカウンター越しに会話を楽しめるオーダーキッチン。
回遊する家事動線は、お料理や配膳のときはもちろん、ゲストと一緒にお食事を楽しむ時も便利です。
シンクの下は、作業性を良くするためにダストボックスを収納。
キッチンの形にかなり迷われていましたが、初めて見た時から気に入っていただいたJYUKOBOのミニマルキッチンをお選びいただきました。
Bosh食洗機やグローエの水栓一体型・電解水素水整水器、こだわりの機器をビルトイン。
面材は、傷や汚れがつきにくい機能性と壁と同色の白いメラミン材の突板を採用しました。
ミニマルキッチンは、
小さくても機能的でオシャレになるように、そして日頃の家事が楽しくラクになるように考えた、お料理に、必要な要素をギュッと詰め込んだBOX型のデザイン。
必要最小限『minimal』をテーマにデザイン性・機能性・使いやすさを追求。
間口の狭いお家にもレイアウト可能な憧れのアイランド型キッチンです。
耐震のために必要な柱を活かした飾り棚。
以前、窓や室内建具に使用されていた思い出の模様ガラスをハメ込み、陽の光がガラス越しに奥まで届くようにしています。また、奥の洗面や通路のブラインドとしても機能しています。
空間を無駄にしないぴったりの寸法で設計・デザインできるのもオーダー収納のメリット。
扉は松の無垢突板を使い、ワークトップは扱いやすいステンレス。背面収納の壁は、程よいツヤ感と温もりに溢れた素朴な風合いを醸し出すタイルをセレクトしました。
お母様が漬けていらっしゃるお漬物用に設けた収納棚。暮らし方をお伺いして、今まで以上に暮らしやすくなるように設計できるのもオーダーの良いところ。
南北の風通しを考えて道路側の北面にも地窓を設けました。外からの視線を遮るとともに、窓からの柔らかい光に寛ぎと心地よさを得られるように和紙調のプリーツスクリーンを選び、琉球畳との組み合わせで和室を優しく彩りました。
天井まである動く壁のような大型上吊り引き戸のオーダー建具に大きなガラスを入れることで、空間をつなぐ開放感とリビングの光を届けられるおおらかな空間に。
垂れ壁がないので天井面もすっきりして、天井も高く感じられます。
玄関はいつも整えておきたいと誰もが思うところ。そんな悩みを解決してくれるのが、やはり玄関クローク。玄関のシューズクロークは、ゴルフバックや日用品も収納できる余裕の広さ。
大容量のクロークの棚板は靴の大きさやしまうものに合わせて高さを自在に動かせるので便利です。
玄関に降りることなく日常品の出し入れがお部屋からもできるように、クロークとお部屋の通路を設けています。また、壁面上部は通風と採光を考えて開口しています。
玄関土間は、スレート調のタイルを採用。
趣味を楽しんだり、仕事に集中したりするためのワークスペース。テーブルや棚は木の温かみが感じられる集成材を使用。
白の色調に、無垢材の色で温かみを加えた明るいサニタリールーム。床は、フロアタイルを使用。水に濡れてもすぐに拭き取れて安心です。また、床に濃い色にすることで明るい空間が落ち着いた大人な雰囲気に。
手洗いスペースの壁面は、キッチン背面収納と同じタイルと松突板扉の収納との組合せ。落ち着いた優しく暖かな空間になりました。
シンプルなデザインで落ち着けるクールなトイレルーム。
床は、洗面所と同じフロアタイルを使用。淡い色の壁と濃い色の床を組み合わせ、トイレという狭い空間に広がりを感じさせる配色にしています。また、アクセントクロスに柄の入った壁紙を用い、
小ペースのトイレ空間に遊び心をプラスしておしゃれな雰囲気に。