Renovation31 O様邸

現在のライフスタイルに合わせたフルリノベーション

ご家族の想い出がつまった我が家で安心して暮らす

築50年のO様邸。現在のライフスタイルに合わせ、ご家族で過ごされた想い入れのあるご自宅をフルリノベーション。床、壁を取り除き、骨組みだけを残してスケルトンにし、基礎補強を含め耐震補強を施し、現在のライフスタイルに合わせ動線を見直し間取りを大幅に変更しました。

before:東郷町 戸建 リノベーション O様邸

リノベーションのきっかけは遠方に住まわれているO様の息子様。お一人で暮らされてるO様を心配され、現在のライフスタイルを考え、当初は新築工事をお考えでした。しかし、ご家族と話を進める中で長年暮らした想い出のつまった建物を残すことに。リフォーム会社を探している中、弊社にもお声をかけていただきました。O様と打合せをする中で、地元密着で数多くのリノベーションを手掛けている実績と、相談のしやすさが決め手となり弊社に依頼していただける事になりました。

現在のライフスタイルに合わせて水回りと階段の位置を変更

家の真ん中にあった階段を寝室横に移動し、水回りとリビングを繋げて動線を短くしました。また、東側に位置していた洗面・バスルーム・トイレを北側に、北側にあったキッチンを東側に移設することで、生活動線に適した間取りに変更しました。リビングや水回りの間取りを変えて廊下をなくすことで、リビング・ダイニングキッチンが一つの広い空間になり、息子様ご夫婦やお孫様と楽しく過ごせる広々とした空間になりました。LDKから直ぐに洗面室・バスルーム、トイレへと行けるので、動線が短くなり生活動線がスムーズになったのと同時に各部屋の温暖差によるヒートショックを防げる効果もあります。

before(1F)
before:動線・平面図(東郷町 リノベーション O様邸)

after(1F)
after:動線・平面図(東郷町 リノベーション O様邸)

階段の位置の変更や水回りの移設など、フルリノベーションだからこそできる大幅な間取り変更で、O様の現在のライフスタイルに合わせた快適で便利な間取りになりました。

使い込むほどに味わい深くなり、経年変化を楽しめるヘアラインの天板

キッチンの天板は、使い込むうちに付くキズも経年変化として楽しむことができるヘアラインのステンレスを採用。
床は水がかかる事を考慮し、お掃除のしやすいタイルを張りました。またキッチンとリビングの床のトーンを合わせることで落ち着いた雰囲気になりました。

キッチンのステンレス天板

キッチンのタイル床 キッチンとリビングの床のトーンを合わせました。

ご主人様のお仏壇は南面の陽当たりの良い場所に

東郷町のリノベーション:お仏壇は陽当たりの良い場所に

以前、和室にあったお仏壇は、帰宅してすぐに見えるリビングの一角に設置しました。
帰宅して、玄関からご主人様に「ただいま」と、声をかけているそうです。 東郷町のリノベーション:リビングの一角 東郷町のリノベーション:キッチンでお料理をしている時も一緒

リビングにいる時もキッチンでお料理をしている時も視線の先にはご主人様のお仏壇。
生活の大半を過ごすリビングにお仏壇があることで、亡きご主人様と今も日常を一緒に過ごされているご様子がうかがえます。

親子3世代で、住み継ぎ慈しむ

息子様は自立して遠方にお住まいですが、度々お孫様と一緒に遊びに来られるそうです。以前、息子様の勉強部屋だった2階の洋室もリノベーションしてあるので、息子様はその部屋で仕事をされるそうです。また、そんなお父様のお姿を見て、お孫様も時々勉強されるそうで、亡きご主人様が建てられたご自宅は、O様と一緒に、息子様、お孫様も慈しんでいるご様子がうかがえ、大切に住み継がれていきます。

東郷町のリノベーション:木と塗り壁の風合いを楽しむ2階部屋

お気に入りの絵のある空間で過ごす豊かな時間

O様のお好きな絵を飾れるように、玄関・リビング・ダイニングの壁にピクチャーレールを取り付けました。壁は漆喰の塗り壁材を施しているので、漆喰の質感と絵の雰囲気が相まって、味わいのある空間になり、さながら小さな美術館の様です。ご自宅で好きなモノに囲まれて過ごす時間が、心地良い豊かな時間になりました。

東郷町のリノベーション:玄関(お気に入りの絵のある空間)

東郷町のリノベーション:天然漆喰の塗り壁。質感を楽しむ。

お気に入りの色鮮やかなブルーグレーの扉はオーダーメイド

玄関からリビングに繋がる扉はオーダーメイドの引き戸にしました。木の部分に框をデザインに取り入れモールガラスをはめ込み、色はブルーグレーをセレクト。白い壁にブルーグレーの扉が映え、北欧の雰囲気を演出しています。オーダーメイドの扉は、O様のお気に入りの一つになりました。

東郷町のリノベーション:ブルーグレーの扉はオーダーメイド 東郷町のリノベーション:ブルーグレーの扉はオーダーメイド

機能美・清潔性を兼ね備えた洗面室

洗面室はリビングとの動線を見直し、北側に移設するプラン。スペースの効率性を考慮して、リビングに繋がる扉は引戸を採用しました。扉を引き込めば、北側の窓から南側の掃き出し窓まで風が流れるので、空気が滞留せず清潔性が保たれます。

東郷町のリノベーション:通風

シンプルで清潔感のあるデザインだけでなく、機能面も充実しています。鏡は三面鏡で左・右・真ん中とも収納になっているので収納力がありますし、天井まであるトールの収納は可動棚になっているので、収納に合わせて自由に高さを変えることが出来ます。可動棚の左隣と扉の間に、モップなどの長物が収納でするスペースを設けるなど、利便性にもこだわったプランです。

東郷町のリノベーション:サニタリールーム(機能美・清潔性を兼ね備えた洗面室)

デザインだけでなく、機能美・清潔性を兼ね備えた洗面室は、朝の身支度や夜の入浴タイムを楽しめる快適な空間になりました。

リビングと繋がるトイレ

トイレの床は、一般的にお掃除のしやすい素材を選ぶのですが、扉を開けたときに広がりをもたせるために他の部屋と同じ素材のナラの床材を採用しました。段差をなくし床材を同じにすることや扉を引き戸にすることで、リビングと繋がりのある空間になりました。
トイレの引き戸は、扉を引き込めば、リビングとの温暖差が少なくなり、ヒートショック現象を抑えられる効果も期待できます。
壁はナラ材と相性も良く清潔性も感じられる淡いグリーンのクロスにすることで、爽やかな空間になりました。

東郷町のリノベーション:ヒートショックを考慮したトイレ

クローゼットの内部も使いやすく、仕切りに一工夫

勝手口から入ってすぐ右側にクローゼットを配置。見た目はシンプルですが、クローゼットの内部の仕切りは一工夫しています。奥行が深い収納は日用品などの収納には使いづらいので、奥行が狭い可動棚をL字に取り付け、クローゼットの中に一歩入って収納品を取り出せるようにプランしました。

東郷町のリノベーション:クローゼットの内部も使いやすく、仕切りに一工夫 東郷町のリノベーション:クローゼットの物を取り出しやすくする工夫

東郷町のリノベーション:ルーバー扉のクローゼット

防音効果や断熱性能にも配慮したモダンな外観

外観は白を基調に、屋根とサッシをブラウン系でまとめ、モダンな雰囲気に。建物のアクセントになるように木目調の玄関扉をセレクトしました。南面のサッシは陽射し対策としてリクシル社製のLOW-Eのガラスを採用しています。遠赤外線の反射率も高いペアガラスなので、防音効果も高く断熱性能も上がりました。また2階は南面にあったベランダを撤去し、縦長の窓を等間隔に配置するデザインで、外観が現代風に変わりました。

東郷町のリノベーション:外観

現在のライフスタイルに合わせたリノベーションは、大幅な間取りの変更で機能性が良く便利で快適な住まいになり、また、こだわりのインテリアで、好きなモノに囲まれた豊かな時間を過ごせる空間に変わりました。ご家族で過ごされた想い入れのあるご自宅は、耐震補強で地震に強く安心して暮らせる終の棲家になり、この先もお子様・お孫様と一緒に住み継ぎ、継承していく我が家になりました。

永く、安心して暮らせるように耐震補強を

東郷町のリノベーション:耐震補強工事

O様邸は昭和45年に平屋の住宅を建築され、その後ご家族が増えた昭和49年に二階を増床された経緯もあり、リノベーションをするにあたり、現在の耐震基準に適合するように耐震補強を施すことに。
工事の契約前に構造計算を試みたのですが、建築当時の図面がなく建物の構造の詳細を確認することができませんでした。そこで建物の床下・天井裏の一部を取り外し、内部の構造を推定して耐震構造計算を行いました。契約後に解体し、増床した2階部分の基礎柱や梁など等の補修箇所の改修を行うため、現場で柱や梁の構造材を一つひとつ確認し、再び計算して現在の基準に適合した耐震補強を再計画しました。
床や柱の歪みや水平の傾き・垂直の倒れを改善し、地震に強く、安心して暮らせる耐震構造になりました。

補強内容として、昭和45年の増床時に基礎補強を一部分だけ施していましたが、今回は基礎の全てを施工し直すことで、新旧の補強壁と一体となり強度を高めることができました。既存の補強壁にあたる立ち上がり箇所の補強と新規補強壁の立ち上がりを新設して新旧が一体の基礎になる様に施工しました。

東郷町のリノベーション:全ての基礎を打ち直し(配筋) 東郷町のリノベーション:全ての基礎を打ち直し(コンクリート打ち直し)

リノベーション前に北東にあった洗面所と浴室のコンクリートブロック腰壁と、南東の玄関の壁を撤去して、新たに土台と柱を設置しました。西側だけにあった耐震壁を建物の四隅に配置してバランスの良い補強を施しました。

東郷町のリノベーション:壁の撤去 東郷町のリノベーション:基礎の打ち直し

東郷町のリノベーション:耐震壁を建物の四隅に配置

O様邸は、平屋時の梁の上に増床した2階の梁があります。そこで1階の梁と2階増床時の構造梁の一部が一つの構造材になるように、ボルトと構造合板で緊結して補強しました。

東郷町のリノベーション:屋根材(土葺瓦から桟葺瓦へ葺替えて、軽量化とズレ防止対策) 東郷町のリノベーション:東郷町のリノベーション:屋根材変更

屋根材は既存の土葺瓦から桟葺瓦へ葺替えて、軽量化とズレ防止対策を行いました。

このように、しっかりとした耐震性能を確保したことで、永く安心して過ごせるご住まいになりました。

O様は「以前に比べ断熱性も良くなり冬は暖かく音も静かで過ごしやすくなり、最初は違う家に住んでるみたいで不思議な感じがしたわ」と、リノベーションで快適になったご自宅で、リノベーション前との違いを感じられています。

《間取り》

◆after
平面図(施工後)1階
平面図(施工後)2階

◆before
平面図(施工前)1階
平面図(施工前)2階

施工データ

所在地
愛知県 東郷町
種別
戸建
建物構造
木造
築年数
50年
専有面積
約98㎡
施工面積
約98㎡
施工場所
全室
施工期間
約6ケ月
総費用

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